青森市北国型集合住宅国際設計競技応募案
都市に住むこと 一 立体的な「まち」をつくる
都心部における新たな日常生活空間の在り方として、保育園、デイケアセンターなどの福祉施設、工房、スタジオ、アトリエなどの文化施設、小規模店鋪などを住戸と一体化した立体的な「まち」として提案する.混じりあい、影響しあうことで相乗効果と活性化を創り出そうとするものである.




▼CONCEPT
『まち』の型 一 環住体
都心部の集合住宅として「まち」はほぼ街区いっぱいに展開し、中に大きなオープンスペース(アーバンコート)をかかえこんだものとした.また、自然の光や風の流れを重視し、居住者それぞれが制御できる通風システムやパッシブな空気の循環を主とした、地球環境に負荷をかけないものとする.そして住戸を守る開口部の緩衝地帯(ダブルスキン)やコモンスペースの植栽壁(グリーンウォール)が都市に向けた新たな表情となる.

雪 一 楽雪・遊雪・親雪・利雪
雪から守るのは「まち」の中での移動空間にとどめる.雪はオープンスペースに自然のままに積もり、遊び場となり、アートの場となる.下部には雪の貯蔵庫が設けられ、建物の不要な積雪処理だけではなく近隣道路の除雪も合せ、夏期の冷房に利用される.

空間のかたち 一 空間の連続と縦のボイドシステム
アプローチとなる1階には300台の駐車場と近隣にひらかれたメビウスホールがある.メビウスホールは中庭に取り込まれ、吹抜けで外部と直結しながら内部化された広場であり、さまざまなイベントや活動に対応する.2,3階はメビウスホールを囲むショップやレストラン、工房などがあり、コミュニティセンター(児童館を含 む)、デイケアセンター、保育園などがオープンスペースを住戸と共有しあうかたちで展開する.そして様々な縦のボイドシステム(アーバンコート/ガラスの 吹き抜け/ライトウェル)が「まち」を立体的につなぐ.どこにいても各所で営まれている活動の気配が感じられ、子供から老人までの世代全体で住まう「まち」となる.



▼Outline
敷地住所 青森県青森市橋本一丁目9番17号
敷地面積 13,251平方メートル
建築面積
延床面積

審査委員 安藤 忠雄(日本)、ジャン・ヌーヴェル(フランス)
主催者  青森市

種類   公募による国際競技
提出件数 393件
提出期間 2001年8月1日〜9月30日
1次審査 2001年10月31日頃
最終審査 2002年2月7日〜10日
 
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