青森県総合芸術パークデザイン設計競技応募案
地形の回復と森の回復
全体は2つの楕円のゾーンとそれを取り囲む森のゾーンで構成されている。森のゾーンは隣接する遺跡ゾーンの森、敷地西側の自然の森と一体となって過去、現在、未来を包括する奥深い【文化の森】を形成する。スポーツ施設のために造成された地形は元通りのゆるやかな斜面と起伏のある地形に戻され、回復された自然は総合芸術パーク全体の背景となって自然との共生を確立する。



▼CONCEPT
<二つの楕円のゾーン>
大きな楕円ゾーン

展示、表現、鑑賞のゾーンとして位置付けられる。中央広場を【核】として美術館、音楽・演劇ホール、野外劇場、屋外展示スペース、その他様々な領域が取りかこむ。東には国道へのアプローチが延び、西へは遺跡ゾーンへとプロムナードが続く。また南北は残されている自然と周辺の住宅地へとつながる。ここは過去、現在、未来への思いが交錯する場所であり、人々の日常的活動と自然が共生するための接点である。様々な出来事が誘発され、インスタレーションの展示、ストリートアート、小演劇、大道芸、催物、祭、バザールなどが行われる。この非日常的なスペースは人々に既成の価値観を越えた新たな芸術を発見させることになる。

小さな楕円ゾーン
創作、交流ゾーンとして位置付けられ、日常的な芸術活動の場となる。各種アートや工芸のアトリエと工房、音楽スタジオや演劇のけいこ場、講演やワークショップのための教室、その他滞在のための施設が集合し、【アート集落】を形成している。様々な創り手や一般の人々が、お互いを刺激しあい、連携し、交流することで多様な芸術を創造し、展開、発進してゆく場となる。

<多様なシーンの生成>
楕円のゾーンは芝や土やタイル等の仕上げにより、人々が通過し、集まり、休息したり、寝ころんだりといったいろいろな行動にふさわしい場をつくる。さらにいくつかの環境を構成するエレメントがその場その場に特徴を与え、細分化された領域は多様なアートの展示やパフォーマンスを可能とし、様々なシーンを生成してゆく。
【エレメントとしての壁】は特に多くの機能をもつ。領域同士の結界となり、ゲートとなる。くりぬかれた開口部はピクチャーウィンドウの様にその先にあるものを際立たせる。陶板などの平面的な作品の展示ボードとなり、壁画のキャンバスともなる。時には映像のスクリーンとしても使われる。そして人々が休息時に寄り添う壁であり、ベンチの背にもなる。風をさえぎり、日陰をつくりだし、またサインやメッセージボードも取り付けられる。





▼Outline
敷地住所 青森県青森市
敷地面積 
建築面積
延床面積

審査委員 
主催者  青森市

種類   
提出件数 
提出期間 
1次審査 
最終審査 
 
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