平田町タウンセンター施設整備公開競技案 特別賞受賞



▼CONCEPT

雲の建築−大空を伸びやかに飛ぶ筋雲のように風と光に満ちたボリューム−
水平に張りだしたPC版によるルーバーのデッキを持ち、ピロティにより宙に浮いた構成としている。その水平デッキは直射光を和らげ、反射光を室内に導き入れ、明るい環境を与える。又ガラス清掃時の足場の役目ももつ。開口上部に設置された水平ガラリは自然換気や空調用としても利用される。各層は開放的に扱われ、全体的に透明感あふれた印象となり、広場と田園とのフィルターの役割を成している。ピロティにより人々はどこからでも広場へのアプローチが可能となり、降雪時等にも有効に利用されうる。屋根は無落雪屋根とし内勾配の陸屋根で散水により融雪が計られている。

8000人広場−核として−
広場は迴りを囲む回廊、ピロテイ、木立で構成されている。又、「雲の建築」「丘の建築」に挟まれ、その象徴性において田園風景の中の広場の在り方を提案している。人々は、どこからでもアプローチでき、日常さまざまに利用され、町民の庭となる。そこで行われる町民の行為|日常・祝祭・イベント|がこの中心施設の核を成している。迴りを囲む回廊、ピロテイ、木立が広場を構成し、又、災害時には迴りの施設と共に避難施設ともなる。

丘の建築 −大自然に静かに佇む大地のように土のぬくもりと緑につつまれたボリューム−
地上からゆったりとした勾配で持ち上がり、緑化された大屋根の構成をもつ。屋根は日常に人々の休息場所や遊び場所として提供され、又、広場でのイベント時には観客席ともなる。緑化された大屋根は断熱としても有効である。南向きに大きく開けられた内部は充分な明るさを得ながらも、ブリーズソレイユにより直射光はさけられている。内部からは、南側の植栽、北側の緑斜面が見え、落ち着いた環境が与えられる。









▼Outline
敷地住所 山形県平田町
敷地面積 21,200平方メートル
建築面積
延床面積

審査委員 材野 博司、片山 和俊、妹島 和世、石黒 光二、梅木 功彌
主催者  山形県平田町 

種類   公募による国際競技
提出件数 282件
提出期間 1996年11月5日〜11月15日
1次審査 1996年11月下旬
最終審査 1996年12月1日

 
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