仙台文学館全国公開設計競技案 最優秀賞受賞

▼CONCEPT
ゲートの役割
敷地全体が奥に連なる森林公園の入口であり、同時にここに立つ建物には都市化の波から自然をまもる防波堤としての役割も期待される。
建物は緑の森と日本庭園へのゲートとして、また、自然と都市との境界に立つゲートとして谷の入口に力強く存在する。
ブリッジ
建物全体が谷を大きくめぐる散策路の中のブリッジとなる。人々はそれを渡りながら色づく樹々や池に映える山々を楽しみ、尾根を歩きながらそのブリッジを眺めることができる。
また、ブリッジとして建物を浮かすことで池を中心として谷間に広がる日本庭園をできるだけそこなわないですみ、文学館を訪れる人々だけでなく街を行く人々も誘い込む魅力を持つ。
 
白壁と石積み
白壁と城などの石垣は仙台の人々に親しまれてきた美しい姿の一つであろう。緑の中に長く伸びる純白の壁は石積みの擁壁とあいまって文学館にふさわしい外観となろう。






▼Site,Plan,Section
配置,平面,断面計画
建物の主要部分を2層構成とし、1階を無料の交流ゾーンと調査研究機能、2階を展示室と保存機能で構成する。
動線計画としては入館者は谷の東に誘導し、職員および資料動線は西側にまとめられている。
また地下1階の散策路に面するガラスの円筒はイベント開催時にはガラスのホールとなって人々を誘う。

増築に関しては2階東端のテラスを接点とし、東側尾根の中腹を森林公園の方向へと伸びることを想定する。
尚、調整池は現状の修景池を整備して対応する。



▼Outline
敷地住所 台市青葉区北根2−7−1
敷地面積 62,898.19平方メートル
建築面積
延床面積

審査委員 大谷幸夫、筧和夫、伊藤邦明、扇畑忠夫、濱田直嗣
主催者  仙台市 

種類   全国公開設計競技
提出件数 254件
提出期間 1994年8月8日〜8月12日
最終審査 1994年8月26日〜8月28日
 
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